東京電力福島第一原発事故による避難指示が3月末に解除された川俣町山木屋の農業菅野一夫さん(70)方で、お盆用の小菊の出荷作業が7年ぶりに行われている。 菅野さんは自宅周辺の畑で妻幸子さん(65)と親戚の手伝いを受け、1メートルほどに育ち、黄色や赤、白のつぼみが膨らんだ花を1本ずつ丁寧に切り取っている。 原発事故に伴う避難で小菊の栽培の中断を余儀なくされた。菅野さん夫婦は「出荷を再開できてうれしい。体の続く限り頑張りたい」と額の汗を拭いながら話した。 収穫した小菊は長さをそろえて箱に詰め、JAふくしま未来を通じて全国の市場に出荷される。作業は今月中旬まで。9月は秋彼岸に向けた出荷に移る。