郡山市の日大工学部は10日、自然の浄化機能を生かして下水を処理する「ロハスの花壇」の実証試験を市内にある湖南浄化センター敷地内で開始した。 環境に優しい排水処理方法の確立を目指し、土木工学科の中野和典教授らが研究している。花壇は3段構造で、各段に水質浄化用のろ材が敷き詰められている。1段目に小石、2段目に砂とゼオライト、ケイ酸カルシウム、3段目に砂と活性炭が敷いてあり、3回のろ過で下水を浄化する。各段に花を植え、ろ過途中の下水で育てる。中野教授は「将来的には住民が管理できるようにしたい。災害時、下水処理施設が使えなくなった際にも役立つ」と語った。 同日、開始式を行い、品川萬里市長、出村克宣学部長があいさつした。地域住民らが花壇に約3千株のヒマワリを植えた。 日大工学部は郡山市と下水道事業での連携協定を結んでいる。