福島市のザ・セレクトン福島で10日に開かれた第2回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)の受賞企業・団体セミナーでは、受賞企業同士のつながりを深め、各企業の技術や商品を分かりやすく発信する重要性を再確認した。 セミナーで、事業概要などを発表した19社・団体の代表者は、ふくしま産業賞の受賞が販路拡大につながったことなどを説明した。知事賞の斎栄織物(川俣)の斎藤泰行社長は、受賞をきっかけにインターネットの販売が3倍になったことなどを紹介し、「受賞のおかげで事業の方向性が広がった」と語った。 発信力の強化に向け連携の重要性を指摘する意見も出された。特別賞の道の駅あいづ湯川・会津坂下(湯川)の神田武宜駅長は、5月に同所で開いた産業賞受賞企業による異業種連携イベントを例に挙げ、「連携が進むほど発信力が高まり、ビジネスチャンスが生まれる」とした。特別賞の川俣町農業振興公社の笠間英夫社長は「受賞企業の連携した活動が県内外への情報発信につながるのでは」と提案した。 セミナー後、特別賞の三義漆器店の曽根佳弘社長(会津若松)は「自社のPRは重要だと考えている一方、手法が分からない面があった。地方のマスメディアで記事化されることで情報が広がり、全国へと発信できることが分かった」と感想を述べた。特別賞の米屋企業・おとぎの宿米屋(須賀川)の有馬裕寿社長は「他社と異なる商品づくりに力を入れ、全国へ広めていきたい」と意気込みを語った。■受賞企業・団体セミナー出席者 斎栄織物社長・斎藤泰行氏、イービーエム社長・朴栄光氏、菊池製作所取締役・高橋幸一氏、同執行役員・佐藤弘見氏、羅羅屋社長・安東裕子氏、同常務・北良明氏、同総務部課長・松本信和氏、ウェブレッジ副社長・風間崇一氏、同本店管理グループ長・舘悦子氏、銀嶺食品社長・岡崎慎二氏、福島銀行取締役企画本部長・佐藤明則氏、同経営企画部長・猪股徹也氏、同経営企画課長兼地域貢献室長・井上大樹氏、白河素形材ヴァレー・キャスト常務・若林誠氏、米屋企業おとぎの宿米屋社長・有馬裕寿氏、同常務・有馬みゆき氏、渋谷レックス社長・渋谷順子氏、三義漆器店社長・曽根佳弘氏、同総務部長・佐々木徹氏、長門屋本店副社長・鈴木静氏、NPO法人あたご生活支援員・三木大輔氏、タカラ印刷社長・林克重氏、同営業部長・佐々木まゆみ氏、道の駅あいづ湯川・会津坂下駅長・神田武宜氏、神田産業社長・神田雅彦氏、同営業技術部長・石沢秀忠氏、川俣町農業振興公社社長・笠間英夫氏、会津中央乳業社長・二瓶孝也氏、いわき遠野らぱん社長・平子佳広氏