青少年シンポジウム「震災から得たものを未来へ繋(つな)ぐ」は11日、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開かれ、東日本大震災などを通して出会った県内と熊本、岡山の若者が活動で得た経験と復興への希望を語り合った。 日本舞踊を学ぶ「伝統文化みらい協会」の子どもらでつくるボランティア団体「ふくしまバトン」の主催、福島民報社などの後援。震災と東京電力福島第一原発事故後の6年間と各団体の活動を検証し、思いを次世代へつなごうと初めて企画した。 岡山大の学生を中心に東日本大震災直後に結成されたボランティア団体「おかやまバトン」、熊本地震後に熊本県西原村を中心に地元の避難所などで支援活動をする西原中生、ふくしまバトンの代表者がそれぞれの取り組みなどを発表した。意見交換では、自分たちの経験や学びをそれぞれの立場で伝え続けるという思いを一つにした。 席上、花柳沙里樹伝統文化みらい協会理事長があいさつ。天野和彦福島大うつくしまふくしま未来支援センター特任教授が「人を紡ぐ・いのちを紡ぐ」をテーマに講演した。 シンポジウムは県教委の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」の補助を受け実施した。   ◇  ◇  シンポジウムに参加した学生ら約45人は10日、福島市荒井の「あべ農園」を訪れモモ狩りを体験した。参加者は新鮮なモモを味わい農産物の安全性に理解を深めた。