県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた男性一人の死亡と、四十三人の新型コロナ感染が確認されたと四日、発表した。男性は二日に死亡し、四十三人の陽性は三日に判明した。三日現在の入院者は予定を含め三百二十二人で、県が確保している病床四百六十九床の使用率は68・7%(前日比0・3ポイント増)となり、二日連続で過去最高を更新した。

 病床使用率は感染状況が最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)の指標「50%以上」を七日連続で上回り、病床の逼迫(ひっぱく)度合いが深刻となっている。県は四百六十九床のうち、すぐに入院できる病床として三百九十一床確保している「即応病床」の数を増やす方向で医療機関と調整を進めている。

 三日現在の予定を含めた入院者、宿泊療養施設入所者、自宅療養者を合わせた療養者数は四百二十九人で、人口十万人当たり二三・二四人となり、過去最多。ステージ3(感染急増)の指標「二十人以上」を上回っている。

 新規感染者四十三人には県内六十例目のクラスター(感染者集団)が発生したいわき市の事業所の従業員八人が含まれている。このクラスターは計二十六人に広がった。感染経路不明は八人。柳津町で初めて感染者が確認された。県内感染者は累計三千五百五十六人、死者は累計百二十五人となった。


■小学校の検診担当医師感染 高郷小・中 6日、7日休業 喜多方 新型コロナ

 四月三十日に喜多方市の高郷小で全児童対象の内科検診を担当した医師が五月三日に新型コロナウイルスに感染したことを受け、喜多方市教委は同小を校内消毒のため六、七の両日、臨時休業とする。同小に通う児童のきょうだいが在籍している高郷中も臨時休業とする。四日、市教委が発表した。

 市教委によると、内科検診を受けた児童は全校生五十八人。四日時点で、体調不良を訴えている児童や教職員はいないという。両校は十日から通常通り再開する予定


■相馬署の男性職員1人感染 県警本部発表

 県警本部は、相馬署に勤務する三十代男性職員が新型コロナウイルスに感染したと四日、発表した。県の同日発表分に含まれる。

 職員は二日に発熱の症状があり、三日に医療機関を受診した。PCR検査の結果、三日に陽性が判明した。県警本部厚生課によると、職員と業務上の接触者について、保健所の指導の下、連絡するなどしている。


■福島県内11人退院 7人退所、1人解除

 県内で新型コロナウイルスに感染した入院者十一人が三日、県内の医療機関を退院した。同日、宿泊療養施設入所者七人が退所し、自宅療養者一人が療養解除となった。県が四日、発表した。

 三日現在の入院者は予定者、宿泊療養施設入所者、自宅療養者を含め四百二十九人で、このうち十二人が重症となっている。