いわき市フラワーセンターのシンボルの一つとして親しまれている風力発電施設が、設計寿命を超え倒壊の恐れがあるとして今秋にも撤去されることが9日、市への取材で分かった。現在は半径約30メートルにロープを張り、来園者が近づかないよう対策を講じている。

 風力発電施設は2004年1月、新エネルギーの普及啓発を目的に設置された。高さは最高点で92メートル。発電出力は40キロワット。設計寿命は20年。現在は発電していない。市の本年度当初予算に撤去費用が計上され早ければ秋にも工事が始まる。

 春は風力発電施設の真下の一帯に鮮やかな青色のネモフィラが咲き誇り、毎年人気を集めていた。今年も咲いているが、近づくことはできない。