再生可能エネルギー事業に取り組む会津電力(喜多方市)が、市内9カ所に整備を進めていた営農型太陽光発電所が完成し、14日、同市熊倉町の雄国ソーラーシェアリング発電所で運転開始式が行われた。7発電所はすでに運用を始めており、残る2発電所も6月1日までに運転を開始する。

 農地や耕作放棄地など計約2.9ヘクタールに、太陽光発電パネル計2490枚を設置した。

 投資額は計約2億4千万円。年間発電量は一般家庭約480世帯分の年間電力消費量を想定、年間約728トンの二酸化炭素(CO2)削減を見込む。

 電力利用者と発電事業者間で電力販売契約を結ぶ「PPAモデル」で運用し、関連企業の会津エナジーを通じて、市立学校など53カ所の市有施設に電力を供給する。

 会津電力は1農業法人、4人の営農者と契約し、パネル下でソバ、コメ、アスパラガスなどを栽培する。営農者らは作物の販売収入があるほか、同社から地代や管理費などが支払われる。

 運転開始式には関係者ら約25人が出席。遠藤忠一市長、磯部英世社長、会津エナジーの佐藤弥右衛門社長らがテープカットした。