俳優や歌手など多方面の活躍で時の人となった須賀川市出身のディーン・フジオカさん(36)が15、16の両日、同市文化センターで初の凱旋(がいせん)ライブを行った。ディーンさんは東日本大震災後、同市などの被災状況を目の当たりにした。「やっと福島でできた。生きているうちにやらないといけないと感じていた」と古里を励ます気持ちを込め、熱唱した。
 同市は震災で、市役所が全損、須賀川一小も被災、長沼地区の農業用ダム「藤沼湖」(藤沼ダム)が決壊し犠牲者も出た。ディーンさんはライブで、被災した故郷のことを思って作った曲「Priceless(プライスレス)」など16曲を披露。地元の須賀川一小、須賀川一中の子どもたちも舞台に上がり、ディーンさんと共演した。
 ライブツアーの一環で、今回の福島公演のみ「Homecoming in Fukushima」と、里帰りの思いが込められたサブタイトルが付いた。