福島県内の果樹や畜産などの農家が参加する「福島魁(さきがけ)―プロジェクト」が18日、JR郡山、福島両駅構内にあるコンビニエンスストア「ニューデイズ」6店舗で、キリンビールが同日発売した本県限定の「一番搾り 福島に乾杯」との共同企画商品の販売を始めた。県産の果物や野菜を使った商品で、より楽しめる飲み方や味わい方を提案し、本県農業の魅力を発信する。
 ビールに合うジュースや、つまみなど4種類を商品化。県内出張のサラリーマンや中高年世代をターゲットに、トマトジュースを混ぜてカクテルにするなど、新たな土産品として販売する。このうち阿部農縁(須賀川市)は、朝取りの桃をペースト状にした「ピーチペースト」を販売。フルーティーなビアカクテルとして、苦みが苦手な女性にも人気を集めそうだ。凍らせればシャーベットとしても味わえる。
 同プロジェクト代表で同社社長の寺山佐智子さん(49)は「農家の個性を生かしたお土産品として、福島を懐かしんでもらいたい」と話した。キリンビール福島支社は「連携を強め、福島のことや農家の思いを発信したい」とし、相乗効果に期待を込める。