大津市の近江神宮で22日開幕した「第39回全国高校小倉百人一首かるた選手権大会」(近江神宮選手権)で、福島県代表として団体戦に出場した安積黎明かるた部が優勝し、創部11年目で初の全国制覇を成し遂げた。
 団体戦は5人一組で行われ、全国から出場した57校が8ブロックに分かれた予選と、各ブロック1位による決勝トーナメントで頂点を争った。
 10年連続の出場となった安積黎明は予選を突破し、決勝トーナメントで宇都宮(栃木)と高崎女(群馬)を下して決勝に進出した。決勝では9連覇中の暁星(東京)を予選で退けた白鴎(東京)に対し、安積黎明は3勝を先取し、栄冠を勝ち取った。
 部員たちは「いつも通りの、黎明らしい、格好よく礼儀正しいかるたを」と臨んだという。部長の阿部麻莉奈さん(3年)は「普段から本番を想定して練習を重ねてきたことが結果につながった」と喜び、主将の西牧真凛さん(同)は「他のどこの部よりも練習を積んでいる自信があった。『まぐれの全国制覇』と言われないよう、引退までの期間、後輩に教えられることは全部教える」と、早くも連覇に期待を寄せた。
 大会最終日の23日は個人戦が行われ、本県からは安積黎明と田村の生徒計17人が出場する。