国内最高峰の市販車ベースのレース「スーパーGT」第4戦は23日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで決勝を行い、福島市に軽飛行機の開発拠点を整備する「サード」(愛知県)が運営するGT500クラスの「レクサス・チーム・サード」(ヘイキ・コバライネン、平手晃平組)が今季初優勝した。
 雨が降りコースアウトする車が相次ぐ波乱の展開となったレース。予選7位からスタートしたレクサス・チーム・サードは、タイヤ交換後にトップに躍り出て、最後は2位の車と接触しながらもトップを維持し、そのままチェッカーフラッグを受けた。
 同チームの佐藤勝之代表(50)は「福島の皆さんの応援が力になった。東北開催のレースで最高のプレゼントができた」と語った。
 福島市に拠点を移す計画の「チーム・タイサン・サード」(山田真之亮、ジェイク・パーソンズ組)は、GT300クラスで予選19位からスタートしたが、タイヤ選択に失敗して上位に食い込めず、18位だった。
◆福島県内のファンら力強い声援
 福島民友新聞社がレクサス・チーム・サード、チーム・タイサン・サードと行った親子招待企画で、本県から訪れた14組の親子連れが決勝レースを観戦した。
 レクサス・チーム・サードを応援したいわき市の自営業の男性(43)と三女(9)はタイヤ交換の様子などを見学し、優勝の瞬間を見て大喜び。「すごい迫力で、どきどきした」と楽しんでいた。
 チーム・タイサン・サードのパドックでは、千葉泰常代表(72)が案内し、レースカーの仕組みを説明した。千葉代表は「福島から多くの皆さんが観戦に来て、チームをより身近に感じてくれたと思う。声援を力に次戦は結果を残したい」と話した。