東日本大震災の犠牲者を慰霊するため来県している米国ハワイの琉球國祭り太鼓ハワイ支部は25日、いわき市の薄磯海岸などで「エイサー」を披露、鎮魂の舞と音色を響かせた。
 ホノルル県人会の森口マリアン理事が昨年9月、平商高のフラ愛好会「平商マハロハ」の引率でハワイを訪れた際、ハワイ支部のエイサーを観賞したのが、きっかけとなった。被災地支援を考えていたハワイ支部創設者のマーティン暁美ハワイ地区長が、エイサーのもとになったとされる、じゃんがら念仏踊り発祥の地での慰霊を申し出た。
 いわき海星高の「チームじゃんがら」も特別参加した。薄磯海岸での慰霊では、ハワイ支部の6人と福島、宮城県支部の7人の計13人がエイサーを、チームじゃんがらの13人がじゃんがら踊りを披露した。
 ハワイ支部のチン・メリッサさん(38)は「薄磯海岸の景色に感動した。この場所であった悲しみとともに希望も感じた」と話した。