東北電力は9月上旬から、会津若松市の街中に設置している配電用地上機器に、観光スポットなどを表示した「市街地マップ」をラッピングする。観光案内のラッピングは初の試みで、来年の戊辰戦争150年に向け、地域の観光振興に貢献したい考えだ。林隆寿執行役員福島支店長が26日、発表した。
 配電用地上機器は、電線の地中化に伴い、変圧器や開閉器などを収めている。同市の神明通りや野口英世青春通りに設置している10基の側面を、鶴ケ城など代表的な観光スポットまでの距離を記した地図でラッピングする。大きさは縦横1.2メートル。英語表記に加え、外国語の観光情報サイトにアクセスできるQRコードも表示し、「戊辰150周年」の文字を掲げる。会津若松観光ビューローの協力で設置する。
 このほか鶴ケ城と飯盛山、御薬園周辺の計30本の電柱に観光案内看板を設置する。配電用地上機器と同様、観光スポットまでの距離やQRコードを表示する。
 また林支店長は福島、いわき、会津若松各市で行っている無線鉄塔のライトアップについて、福島わらじまつり、いわきおどり、会津まつりに合わせて色彩や点灯時間を変える「お祭りバージョン」をそれぞれ実施することも発表した。