相馬双葉漁協の6次化推進協議会は27日、相馬市で相双沖の海産物を使った6次化商品4品の完成を発表した。今秋から地元施設や旅館などで販売、将来は県内量販店や首都圏、ネットでの販売を目指す。
 キリングループの「復興応援キリン絆プロジェクト」の助成を受け昨年5月から進めてきた。「浜の漁師飯 浜のかあちゃん飯推進プロジェクト」と銘打ち、相双沖で水揚げされる水産物について、漁協の漁師や女性部員が昔ながらの調理法などを提案して開発した。
 販売するのは「沖なまこの生しょうゆ漬け」「潮目イナダのトロ味噌(みそ)和(あ)え」「まる蟹(かに)の蟹味噌」「烏(からす)崎(ざき)アヒージョ」の4品。100グラム容器入り(予定)で1個800円〜1200円での販売を想定している。
 「馬鹿うまめし」と名付けたブランドロゴやパンフレット、ネットでの動画商品紹介を通じ、相双の魚介類の知名度向上を図る。
 2020年には商品数を8種類に増やし、1万個の販売を目指す。
 推進協議会長の立谷寛二同漁協組合長は「販路拡大、流通先確保へ相双の水産物の発信を続けていきたい」と話した。