福島大は2日、2019年春の開設予定の食農学類(仮称)で、学生と教員が県内各地を訪れて地域課題の解決に取り組む「農学実践型教育」の舞台となる地域を、県内市町村などから公募すると発表した。年度内に対象地域を決定する。
 学生10〜20人程度、教員4人程度がグループとなって、その地域を訪れ、現地調査や成果報告などを行う。公募するのは四つのプロジェクトを実施する地域で、プロジェクトは地域の産物を出荷量日本一にするための栽培の工夫や、輸送費のコストダウンなど、地域の農業の課題に学生が取り組むことを想定している。
 大学は対象地域の市町村から寄付金を受けて事業費に充てたい考えだ。9月に市町村向けの説明会を開催する。
 農学実践型教育は、大学の2年生後期から3年生後期にわたって行われる。2020年にスタートする。
 同大の農学系教育研究組織設置準備室の生源寺真一室長と荒井聡副室長が2日、大学の定例記者会見で発表した。担当する荒井副室長は「特色あるプロジェクトをつくりたい」と意欲を述べた。