塙町発注の定住促進住宅新築工事の入札で、宮田秀利町長が入札に参加させた落札業者に参加資格がなかった問題で、町議会は8日、臨時会を開き、宮田町長の給与を9月から3カ月間、1割削減する条例案を賛成6、反対7で否決した。
 同議会はこの問題を巡り、議会がこの問題を調査する百条委員会の設置を求める議員と、監査委員に監査を求める議員とで意見が分かれている。この日は、百条委員会設置を求める議員などが条例案に反対した。関係者によると、反対した議員グループは「調査が不十分なままで処分を決めるのは問題の幕引きともなる可能性があり、時期尚早」としている。町は入札の事務手続きについて検証した上で、今月末の工事の終了後に改めて宮田町長の処分を町議会に提案する。
 町によると、各課の課長らでつくる指名運営委員会が選んだ4業者から宮田町長が2業者を外し、落札業者を含む別の4業者を加えた。4業者はいずれも、1500万円以上の入札に参加するために必要な審査を受けていなかった。