ポーラ伝統文化振興財団は14日付で、第37回「伝統文化ポーラ賞」の受賞者・団体を発表した。県内からは檜枝岐歌舞伎の保存、伝承に取り組む千葉之家花駒座(ちばのやはなこまざ)(檜枝岐村、星長一座長)が地域賞を受賞した。
 千葉之家花駒座は大正末期に発足。江戸時代から約270年続くといわれる同村の地芝居、檜枝岐歌舞伎を継承し、現在は村内の幼児から70代まで男女約30人の座員が役者兼裏方として年2回の奉納歌舞伎公演など、定期公演を続ける。1999(平成11)年には第10回みんゆう県民大賞を受賞している。
 優秀賞には、色絵磁器制作の前田正博さん(69)=神奈川県=と、「竹本」と呼ばれる歌舞伎の義太夫節の継承者、竹本葵太夫さん(56)=東京都=が選ばれた。このほか奨励賞1件、地域賞4件が発表された。
 贈呈式は10月24日、東京・グランドプリンスホテル高輪で行われる。