福島河川国道事務所は19日、東北中央道の「相馬福島道路」(延長約45キロ)の全線開通を前に、未開通区間の霊山―伊達中央―伊達桑折インターチェンジ(IC)間(延長10.2キロ)の工事現場を報道陣に公開した。同区間は24日に開通し、全線開通となる。
 同区間は、伊達市霊山町と同市岡沼を結ぶ。当初、3月末に開通する予定だったが、本県沖を震源に2月に発生した地震で4カ所の橋に損傷が見つかり、延期となっていた。
 同区間では開通に向けた補修工事がほぼ完了。作業員らが本線やトンネルの安全確認、設備の最終調整を行っている。状況を説明した福島陽介所長は「物流の円滑化や観光活性化、救急医療の迅速化など期待される道路。福島県の復興と発展に寄与したい」と話した。
 相馬福島道路は、常磐道と接続する相馬ICを起点に、東北道の桑折ジャンクション(JCT)をつなぐ無料区間。同区間の開通で相馬地方と県北地方を結び、東北道を経由して山形県につながる交通網が誕生する。