福島市は20日から、新たな自転車貸し出しサービス「MOMORIN(ももりん)シェアサイクル」を始める。電動アシスト付き自転車が24時間利用可能となり、JR福島駅や市役所など市内中心部に新設する12カ所のサイクルポート(自転車置き場)で、貸し出しや返却が自由にできる。
 利用にはスマートフォン専用アプリの会員登録が必要。アプリを通し自転車を解錠する。返却時はサイクルポートで自転車の鍵を閉め、返却する。利用料金は30分50円。支払いはアプリを使ったクレジットカード決済のほか、JR福島駅東口・西口のサイクルポートに現金と交通系ICカード決済の精算機がある。アプリから自転車の空き情報も確認できる。
 新サービスは1年間の社会実験期間を経て来年4月から本格運行させる。これまでも自転車貸し出し事業を実施していたが、借りた場所と同じ場所に返却し、利用時間に制限があった。新サービスの開始に伴い、自転車貸し出し事業のサービス内容を縮小させる。
 新サービスで貸し出す電動アシスト付き自転車のバッテリーは、市内のバイオマス発電による再生可能エネルギーの電力を使う。
 自転車には市観光PRキャラクター「ももりん」があしらわれた。
 市の担当者は「観光や通勤、買い物などの移動手段として利用してほしい。中心市街地の回遊性向上や地域・観光の活性化につながえば」と期待する。