ターゲットは40代以上。

脱若者を掲げた渋谷の新名所がお披露目。

東京・JR渋谷駅の目の前に、5日にオープンする商業施設「東急プラザ渋谷」。

地上18階建てのビルの2階から8階などに、あわせて69店舗。

「若者の街」渋谷らしいユニークな店舗も目につくが、ターゲットはずばり40代以上の「大人の世代」。

屋上には、日本初上陸のレストラン「CÉ LA VI TOKYO」。

1号店はシンガポールの超高級リゾートホテル「マリーナベイ・サンズ」の屋上にあり、渋谷の店舗でも、そのリゾート感と大人の社交場としての雰囲気を存分に楽しめる。

ほかにも、グルメフロアには落ち着いた和のテイストのお店が。

そして、やはり目立つのは、大人世代を意識した美容や健康関連のお店。

香水のようにきれいにディスプレーされているのは「目薬」。

製薬会社の「ロート製薬」が初めて手掛けるサロン。

目や肌などのエイジングケア商品が、ずらりと並んでいる。

ロート製薬広報・CSV推進部 高橋裕美さんは、「大人になると、さまざまな悩みが出てきますので、その悩みにお応えできるような形で、アイテムを取りそろえている」と話した。

また、別のフロアには、人生100年時代を生きる大人の悩みに応じる店舗も。

人生の締めくくりに向けた準備、いわゆる「終活」の相談窓口や、老後の旅行プランを組める旅行会社など、大人を呼び込むためのさまざまな店舗が入っている。

100年に一度といわれる再開発が進む渋谷。

11月にオープンした「渋谷スクランブルスクエア」や、「渋谷PARCO」がさまざまな世代の集客を狙う中、あえてターゲットを大人に絞ったそのワケとは。

東急プラザ渋谷・長尾康宏総支配人は、「若者がいてもらうことが、とてもいいことで、ただ若者だけである必要はない。そこに大人が入ってくることで、多分この街の多様性というか、厚みが相当厚くなるんだと思う。『東急プラザ渋谷』は、ある程度、年齢層を40代から60代という形で、明確に打ち出してやっていきたいなと。そこが多分、差別化の一番大きいところかもしれない」と話した。