外資ファンドから買収の提案を受けていた、東芝の車谷暢昭社長が、辞任の意向を固めたことがわかった。

提案をめぐる社内の対立が背景にあるとみられる。

東芝本社から、フジテレビ経済部・谷リサ子記者が中継でお伝えする。

14日午前10時から臨時の取締役会が開かれていて、午前11時30分現在、終わったという情報は入っていない。

関係者によると、車谷社長は、13日に辞意を固めたという。

臨時取締役会では、永山議長が、車谷社長を解職する議案を提出する見通しだった。

経営再建を進めてきた東芝は、その過程で出資を受けた投資ファンドなど、いわゆる「物言う株主」との対立が続いている。

こうした中、イギリスに本拠を置く別の投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」などによる買収提案は、上場を取りやめることで、外部の影響を受けない体制を目指すものだったが、CVCは、かつて車谷社長が、日本法人のトップを務めていた古巣で、提案の背景が不透明だとの指摘が出ていた。

後任には、前社長の綱川智会長が復帰する方向で、午後にも会見が開かれるが、アメリカのさらに別の投資ファンドが、CVCを上回る額で買収提案を計画しているとの報道もあり、東芝の経営を取り巻く環境は不透明さを増している。