水上アスレチックで事故

夏休みのさなか、人気の水上アスレチックで思わぬ事故発生した。

事故が起きたのは7月7日、年間32万人が訪れる兵庫県豊岡市の竹野浜海水浴場に設置されたアスレチック遊具だ。

小学5年生の女児が、約1.5メートルの高さから落下した直後に倒れ込み動けなくなった。

診断の結果は大腿骨頸部骨折。翌日に手術が必要なほどの重傷だった。

8月18日、竹野浜海水浴場の利用客に取材すると…

利用客A:

子供は飛び込んだりする時が怖い。

利用客B:

水にぬれたりとかしたら、結構つるってなっている子たちもいた。大きな事故とかになるかもしれないです。

事故の原因の一つは遊具の高い空気圧

骨折の原因の一つと見られるのが遊具の高い空気圧。高い空気圧について専門家は…

NPO法人Safe Kids japan 西田佳史理事:

フワフワしているとか、そういうイメージがあるんですね。しかしながら意外と堅いんですね。1mとかそういう高さ(から落ちることで)で骨折しうる。

さらに想定外の死亡事故も起きた。

東京練馬区のとしまえんの水上アスレチックで8月15日、小学3年の森本優佳さんが溺れて死亡した。

としまえんの利用者:

プールの水深は深いですね。190cmとかあるので。一番怖いなと思ったのが、バランスを崩して水上アスレチックを渡れなかったらプールにドボンっていう。

ライフジャケットを着用しても事故は起きる

しかし、ライフジャケットを着用していたにも関わらずなぜ溺れてしまったのか。

警視庁によると、優佳さんは何らかの理由で遊具の下に入り込んだ後、ライフジャケットの浮力で遊具に押し付けられて溺れた可能性があるとみられている。

日本プール安全管理振興協会 北篠龍二理事長の立ち合いのもと、ライフジャケットを着用して飛び込んでみると…

ライフジャケットを着用していても、全身が水の中に入った。遊具の下に入り込んでしまう可能性もあることが分かる。

めざましテレビでは、全国27か所の水上アスレチック施設に緊急アンケートを実施した。

回答があった16施設の内、実に半数以上となる10か所の施設が、これまでにけがなどの事例があると回答した。

けがの内訳を見てみると最も多かったのが擦り傷19件、次いで捻挫10件。

今回兵庫県でも起きた骨折は6件と、3番目に多い結果となった。

事故が相次いでいる現状に専門家は…

NPO法人Safe Kids japan 西田佳史理事:

安全基準があまり整備されているいない。水中の構造はどうあるべきかとか、落下した時の危険性をどう考えるかとか、新たな基準を考える必要があるんじゃないかと思う。

生田竜聖アナウンサー:

今回骨折の事故が起きた竹野浜海水浴場では監視員を1人増員し、4人体制で監視に当たるなど、安全対策の強化を行っていくということです。

(「めざましテレビ」8月19日放送分より)