ワイヤレスイヤホンを線路に落とす人が急増

昨今ワイヤレスイヤホンを線路に落とす人が急増している。JR西日本も「乗り降りの際にワイヤレスイヤホンを落とされるお客様が増えている。落としても絶対線路に降りないで!」と注意を喚起している。

2018年10月にJR御徒町駅で落とし物を拾おうとした人が線路に入り、電車にはねられ死亡する事故も起きている。

ワイヤレスイヤホン利用者の声とは

イヤホン専門店では3000円程度の安価なものからスポーツに適した本格的なものまで約2000点のワイヤレスイヤホンが販売されている。

e☆イヤホン岡田卓也さん:

Bluetoothのイヤホンが人気です。3年で3倍程度売り上げが伸びています。

実際に街でもワイヤレスイヤホンを利用している人が多く見られた。利用者に話を聞くと…

ワイヤレスイヤホン利用者:

便利ですね。耳につけただけで勝手に携帯と繋がってくれるのですぐに音楽のアプリを開けば曲を聴ける。

ワイヤレスイヤホン利用者:

コードがないのでごちゃごちゃしなくても済む。絡まらないのがすごい楽です。

ワイヤレスイヤホンは使いやすいという声がある一方で“落としやすい”というデメリットもある。ワイヤレスイヤホン利用者は…

ワイヤレスイヤホン利用者:

電車の中でも寝て起きて片方ないとかは結構あります。

「ワイヤレスイヤホンを線路に落とした」と嘆く声はSNS上でも続々と投稿されている。JR西日本では2019年6月から約3カ月半で拾ったワイヤレスイヤホンの数は2000個にも及ぶという。

ワイヤレスイヤホンが線路に落としたらどうやって回収するのか

線路にワイヤレスイヤホンを落とした場合はどのように対処するのか。鉄道会社協力のもと特別に許可を得て見せてもらう。

勤続40年のベテラン・廣瀬さんが手にするのは…

上毛電鉄広瀬稔技術課長:

マジックハンドです。落とした時にこれでとります。

2メートルの長さのマジックハンド。たとえ駅員でもむやみに線路には降りられないため、落とし物はマジックハンドで拾う。

ワイヤレスイヤホンは線路の砂利に紛れてしまう小さなイヤホンなのでなかなか掴むことができない。ワイヤレスイヤホンを拾うのはベテランでも至難の業だ。

上毛電鉄広瀬稔技術課長:

砂利の間に隙間があるのですよ。どんどん押していくと中に中に入っていっちゃう。難しいです。

手軽で便利なことから急速に広がりを見せているワイヤレスイヤホン。落下防止に有効なのがストラップをつけることだ。

もしもワイヤレスイヤホンを線路に落としてしまったら

またワイヤレスイヤホンを線路に落とした瞬間の対応についても注意が必要だと専門家は指摘する。

鉄道ジャーナリスト・梅原淳氏:

落とした後に特に下を覗き込んだ時に電車が動くと体が触れたりとかその勢いで線路に転落してしまうので気を付けなければいけないと思います。

イヤホンのメーカーによっては片方だけを無くしてしまっても安価で新品と交換できることもあるため落とした時は慌てないことが大切だ。

(「めざましテレビ」10月8日放送分より)