台風19号による死者は、全国では37人にのぼっていて、依然として15人の行方がわかっていない。

また、あふれた川の水が、いまだに引いていない場所も多くある。

福島県では、郡山市で母親と幼い子どもの遺体が新たに見つかった。

これまでにわかった全国の死者は、神奈川県で9人、宮城県や福島県で7人などと、あわせて37人となった。

行方不明者の数は、神奈川県で5人などと、あわせて15人になっている。

また、近くの川が氾濫し、特別養護老人ホームの入所者などが一時取り残された埼玉・川越市では、ポンプ車4台を使って、14日朝から排水作業が行われているが、浸水範囲が広く、作業が終了するめどは立っていないという。

静岡県では、特産のイチゴが深刻な打撃を受けている。

伊豆の国市のイチゴ農家では、8,500平方メートルのハウスでイチゴを栽培しているが、狩野川の増水で行き場を失った水が流れ込み、8割が水に漬かった。

ハウスの中のイチゴは、泥だらけになっている。

イチゴ農家・堀井一雄さんは、「これ全部、下に落ちちゃってる、情けない...。これをみんな来てくれるっていうから、あしたから修理するんですよ」と語った。

こちらの農家では、今後は風に加え、水の対策も進め、復旧を目指したいと話す。

イチゴの出荷は、9日に始まったばかりで、最も大きい「きらぴ香(か)」は、1パック8,000円の値をつけていた。

14日午前11時現在、東京電力管内では、千葉県や神奈川県などで、あわせておよそ5万5,700軒が停電している。

また、中部電力管内では、長野県などでおよそ3万1,280軒、東北電力管内でも宮城・岩手・福島県でおよそ4,600軒で停電が続き、あわせて9万1,500軒余りにのぼっている。

こうした中、東京電力は管内の停電について、16日までにおよそ9割が、土砂崩れや冠水がない地域では、20日までにほぼ復旧するとの見通しを示している。

(テレビ静岡)