独特のフオーム。左足を胸あたりまで上げ、腕を振り抜く「マサカリ投法」で知られる元プロ野球選手の村田兆治容疑者・72歳。きょう、羽田空港の保安検査所で、30代の女性検査員に暴行を加えたとして現行犯逮捕された。

3連休初日で、多くの人が利用していた羽田空港が騒然とさせた、村田容疑者の逮捕。その時一体、何があったのか。

これは、村田容疑者が、今年7月2日に新潟県庁を訪れ、記者会見をした時の映像だ。村田容疑者は、「人との出会いは自ら積極的に出会いを求めていくっていう私自身の信念·考え方があります。野球を覚えて、出会いの中に、人との出会いは、積極的に求めていくっていうのは、私が一番大切にしています」と語っていた。

ロッテの偉大なエースとして、多くのファンと選手に愛された村田容疑者。通算勝利数は215勝、名球会入りをしている。「マサカリ投法」から繰り出される剛速球と鋭く落ちるフォークボールで、何人もの有名打者を打ち取ってきた。

引退試合では、「私の人生の喜びも悲しみも、心からお礼を申し上げます」と挨拶をした村田容疑者。40歳で現役を引退。その後は、OBなどが集う試合に参加して、剛速球を披露し、球場に集まったファンを驚かせていた。2005年には野球殿堂入りを果たしている。

また、引退後は、プロ野球選手を夢見る子どもたちを、熱心に指導してはアドバイスを送る様子も見られた。

その村田容疑者が逮捕された時の状況は・・・。午後2時前ごろ、羽田空港内を警戒していた警察官に、空港職員から「男性が暴れている」との相談が寄せられた。

警察官が駆け付けたところ、保安検査場で、村田容疑者が、金属探知機に、何度も引っかかり、そして、30代の女性検査員の肩を押すなどの暴行を加えていたというのだ。村田容疑者は、暴行の現行犯で逮捕され、女性にケガはなかったという。

調べに対して「左肩は押していない」と容疑を否認している村田容疑者。このまま釈放されずに、あす以降も東京空港署で留置され、取り調べが続けられることになる。警視庁は、検査状況に腹を立ててトラブルになった可能性があるとみて調べる方針だ。

(「イット!」9月23日OA分より)