長野・中野市で男が銃を発砲するなどして立てこもり、4人が死亡した事件。
捜査本部が設置されている中野警察署から、最新情報を長野放送・嶋田一宏記者が伝える。
長野県警は、正午から県警本部で会見を開き、青木政憲容疑者(31)が容疑を認めていると明らかにした。
青木容疑者は、およそ12時間の立てこもりのあと、警察による説得の結果、自ら外に出てきたところを確保されたという。
その時は銃は持っておらず、両手を上げて投降した。
今回の事件では、4人の死亡が確認されていて、このうち女性2人は、ナイフで刺されたとみられる。
一方、警察官2人は、銃で撃たれたとみられる。
青木容疑者は、猟銃4丁を所持する許可を受けていて、このうちの1丁を犯行に使った可能性があるという。
容疑者と被害者の関係はわかっておらず、警察は今後、犯行の動機などをくわしく追及する方針。