東京都の新型コロナウイルスの感染者が、1週間ぶりに200人台に増えた。
一方、全国では感染拡大で延期されていたイベントなどが、徐々に再開される動きも出ている。

東京都が、26日に発表した新型コロナウイルスの新たな感染者は、270人。
9月19日以来、1週間ぶりに200人を超えた。

連休明けの9月23日の検査数は、6,452件と、前の日の22日と比べて3倍以上に増えていて、こうした点を反映したものとみられる。

政府の分科会の尾身会長は25日、全国の感染状況について、「きょうのキーワードは“下止まり”」と述べ、下止まりしているとの見解を示した。

下がっていた感染者数が、それより下がらなくなっていることを表現したとみられる。

そうした中で迎えた、26日の週末。

雨の日でも遊べる東京・立川市の室内遊戯施設「PLAY! PARK」には、多くの親子連れの姿が。
人気となっていたのは、たくさんの風船の中で遊ぶ遊具。

来ていた人に、「下止まりしている」とする尾身会長の見解について聞いてみると、「あんまり(減っている)実感はない。まだ全然元に戻っている感じはしていない」、「減っているような気はするけど、数字は大きくは減っていない。混んでいるときは大丈夫かなと思う」などの声が聞かれた。

そうした中、感染拡大で延期されていたイベントを再開する動きも出ている。

新潟市の小学校で開かれた運動会。
もともとは、5月に予定されていたものだった。

感染対策として、応援席は1メートル以上の間隔を空け、玉入れは全員手袋を着けて行った。

児童「新型コロナの中でも開催できてうれしい。歴史に残るようにしたい」

ずらりと並んだ静岡鉄道の車両。
静岡市では、3月に開催を予定し、延期となっていた鉄道の展示会が26日、開かれた。

展示されたのは、2020年で引退する2つの車両を含めた7つの列車。

すべてを一度に見られるのは、最初で最後のチャンスとあって、親子連れや鉄道ファンが、その姿をカメラに収めていた。

訪れた人は「ぜひ、記憶に残しておきたいと思って、(娘を)連れてきました」、「何と言うんだろう。なんか寂しい気持ちもちょっとある」などと話した。

この展示会では、検温のほか、入場を3回に分けて行うなど、感染対策をとった。