自らの2019年については「プロとしても個人としてもすべてが大変な1年だった」と総括

 サッカー王国ブラジルにとって、昨年はレアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールとMFロドリゴという2人の10代の有望アタッカーが台頭する1年となった。ただその一方で、セレソンの先輩であるFWネイマール(パリ・サンジェルマン)は、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」のインタビューで2人への“期待過剰”を懸念している。

 ヴィニシウスは2018-19シーズン、ロドリゴは翌2019-20シーズンにそれぞれレアルに加入すると、1年目から試合出場機会に恵まれている。それについて、ネイマールは「ロドリゴとヴィニシウスはクオリティーの高い選手だよね。彼らはもっと多くの経験を積むことで徐々に成熟して、今以上に成長するだろうね」としている。

 その一方で気にしているのが、ブラジル国内での期待値の上がりぶりだ。自身も10代の頃から注目を浴びたこともあって「ブラジルだと人々は少し急ぎ過ぎな感じがある」と釘を刺す。

「順応するのは難しいし、レアル・マドリードやバルセロナのようなクラブに加入して高いレベルでプレーするのは難しいよ。彼らが集中して、サッカーを楽しみ続けることを願いたい。僕も彼らをサポートする」

 2人に期待するネイマールだが、自身について「2019年はプロとしても個人としてもすべてが大変な1年だった」と、負傷続きにバルセロナ復帰のとん挫など、ピッチ内外で苦しんだことを明かしている。

「僕の目標はPSGとブラジル代表で目に見えるものをすべて勝ち取ること。UEFAチャンピオンズリーグの決勝に進み、コパ・アメリカに勝ち、新たなチャレンジを探していく」

 ネイマールは、2人の超新星に対して先輩の貫禄を見せることができるだろうか。

Football ZONE web編集部