スペインで高まるバルサ復帰説にシャビ監督が言及 「今はアル・サッドに集中している」

 年明け以降、バルセロナの監督人事が話題になっている。スペイン・スーパーカップ準決勝でアトレチコ・マドリードに2-3と敗戦したことで、エルネスト・バルベルデ監督の解任、そして後任にクラブのレジェンドでありシャビ・エルナンデス氏(現アル・サッド監督)の就任の噂が上がるなか、スペイン紙「マルカ」によるとシャビ監督自身とアル・サッド側が、それぞれ去就について言及したという。

 バルサは今季のリーガ・エスパニョーラで首位を走りながらも、かねてよりバルベルデ監督の戦術や人心掌握について疑問の声が出ており、サウジアラビアで開催されているスペイン・スーパーカップの準決勝敗退が解任の引き金になると見る向きが多い。それと同時に浮上しているのが、バルサのアイデンティティーとも言える下部組織出身で、ポゼッションのノウハウを知るシャビ監督のバルサ復帰説だ。それについてカタールカップ決勝前の会見で、シャビ監督はこのように口にしている。

「私の夢がバルサを指揮することであるのは否定できないよ。誰もが私がバルサのファンであることを知っているし、心の中にあるクラブであり夢だ。しかし今はアル・サッドに集中している」

 また、現在バルサの強化部門を担い、かつて共闘したエリック・アビダル氏らに会ったことについて問われると、「アビダルは友人だ。バルセロナ、バルベルデ、契約を尊重する。アル・サッドの監督になれたことを嬉しく思う。このクラブをとてもリスペクトしているんだ。それ以外は何も言えない」と濁した。

 ただ、その一方で同紙はアル・サッドのスポーツディレクターであるムハンマド・アル・バルーシ氏が、「シャビはバルサと交渉している」と発言。水面下で、復帰に向けて動いていることについて織り込み済みのようだ。以前アル・サッドはバルサに対してシャビ監督と交渉する際には筋の通った行動を求める警告を発していたが、クラブ側としては「彼がどこに行っても」シャビ監督の決定だとする意向のようだ。

 “シャビ・バルサ”は本当に実現するのか。その動向が注目される。

Football ZONE web編集部