17歳メッシの初ゴールをアシスト 「レオはすべてを持っている」

 2000年代に華麗なプレーの数々で世界中のサッカーファンを魅了した元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は、バルセロナ時代に共闘したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの才能を、今も称賛し続けている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 バルサの下部組織カンテラで育ったメッシは、17歳だった2004年10月16日のリーガ・エスパニョーラ第7節エスパニョール戦に途中出場しトップチームデビュー。それから15年――。リーグ優勝10回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇4回、個人としても6度のバロンドール受賞など輝かしい成績を残してきた。17歳の天才少年は32歳になっても、いまだ最前線でゴールを重ねており、18-19シーズンも自身6度目の欧州ゴールデンシュー賞(欧州各国リーグの得点王)も獲得している。

 05年5月1日、本拠地カンプ・ノウで行われたリーガ第34節アルバセテ戦の後半アディショナルタイムに、当時17歳だったメッシの記念すべきバルセロナ“1点目”をアシストしたロナウジーニョ氏。オランダのサッカー専門誌「パネンカ・マガジン」のインタビューで、メッシについてこのように語っている。

「私がバルセロナに加入した頃、すでにひと際目立つ少年が話題になっていた。以前、私たちは友だちだった。一緒にプレーし始めて、とても仲良くなったんだ。彼が来た時、他の選手たちとは違った。それから(当時のバルセロナ指揮官フランク・)ライカールトと話をして、彼は私たちと一緒に練習することになったんだ。非常に早く物事が進んだ。私は彼のファーストゴールでパスを出せてラッキーだったよ。時が経ち、自分のとても近くでスタートした人間が、後に世界を制するのを見るのはとてもいい気分だ」

 そして、「私たちは本当に仲が良かった。一緒に学んだし、彼は私にスペイン語を教えてくれて、私は彼にポルトガル語を教えた。でも、ボールを持っている時は完璧にお互いを理解していたよ」とコメント。「彼はものすごく落ち着いていて、私は驚いた。それが私の彼の大好きな部分だ。絶対にトラブルに巻き込まれない。常に家族や最も親しい人間と一緒にいる。レオはすべてを持っていて、私からは何も必要なかった」と当時を振り返っていた。

 ロナウジーニョとメッシ――“天才”同士だからこそ見えた風景が、2人の間にはあったのかもしれない。

Football ZONE web編集部