今季から参戦するインテル・マイアミ、72億円で改修中の“暫定ホーム”が残り2カ月でも工事中

 元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め、新シーズンから米MLS(メジャーリーグサッカー)に参戦するインテル・マイアミに問題が発生している。2年間暫定で使用する新スタジアムの建設がなかなか進んでおらず、MLSのホーム開幕戦に間に合うのかが疑問視されているようだ。英紙「デイリー・メール」や「ザ・サン」などが報じている。

 ベッカム氏が共同オーナーの1人を務めるインテル・マイアミは2018年に創設され、MLSの25番目のクラブとして今年からリーグに参戦する。その記念すべきシーズン開幕を前に、マイアミの北約40kmのところにある都市フォートローダーデールにあったフォートローダーデール・スタジアム(ロックハート・スタジアム)を、収容人員18,000人のホームスタジアムとすべく5000万ポンド(約72億円)を投じて改修工事を行っている。

 ちなみにこのスタジアムも“仮のスタジアム”となっており、本拠地であるマイアミに7億5200万ポンド(約1078億円)をかけて新設されるマイアミ・フリーダムスタジアムの使用開始予定となる22年まで、2年間限定でホームゲームを開催。スタジアム周辺も整備して、その後はクラブの恒久的なトレーニング施設にする予定だという。

 ただ、その暫定スタジアムの建設が想像以上に進んでいないようだ。今季のインテル・マイアミは開幕から2試合をアウェーで戦い、ホーム開幕戦は3月14日、ベッカム氏の古巣であるロサンゼルス・ギャラクシーとの一戦が予定されている。

 だが「ザ・サン」によれば、1月8日に撮影されたという写真を見る限り、クラブハウスのような建物は徐々に完成が見えてきているものの、スタジアム周辺にはクレーンや掘削機が並び、スタンドも完成していない。残り約2カ月で、安全に試合を開催できる状態に仕上げられるのかが疑問視されている。

 壮大な計画の下にMLS参戦の瞬間が近づくインテル・マイアミだが、暫定スタジアム建設が上手くいかなかった時には、いろいろな面でケチがつくことになりそうだ。

Football ZONE web編集部