ミハイロビッチ監督は長友の獲得を熱望も、外国人枠の問題で即加入は不可能な状況

 トルコ1部ガラタサライの日本代表DF長友佑都は、今冬に同代表DF冨安健洋が所属するイタリア1部ボローニャへ移籍するという報道がトルコメディアを中心に過熱。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は日本が誇るダイナモの現状をレポートしている。

 長友はガラタサライで昨秋以降に出場機会が減り、年明けもプレーできていない。そうしたなかで、長友はガラタサライと契約解除したうえでイタリアに戻り、その最有力候補がボローニャだと目されてきた。一方で、記事ではボローニャには獲得を望む存在と慎重な存在と勢力が分かれていることが示唆されている。

「トルコでも日本でも、長友佑都がガラタサライを出ることを確信している。ボローニャは選手(長友)への興味を否定し続けているのにもかかわらず。今日、二つの真実がある。一つは、ミハイロビッチ監督はすぐに獲得したい。彼が決めることができるなら、長友は1月の初めにロッソブルーのユニフォームを着た。二つ目は、ワルテル・サバティーニTDとリッカルド・ビゴン強化部長はEU外外国人枠が埋まっているために、獲得できない。一人放出すれば、長友の獲得が可能になる」

 かつてACミランでも指揮を執ったシニシャ・ミハイロビッチ監督は長友の獲得を望むものの、強化部側は外国人枠の整理をしてまで長友を獲得するのに消極的な様子が窺える。

 そして、ドイツ1部レバークーゼンに所属するオーストリア代表DFアレクサンダル・ドラゴビッチの状況も長友に影響を与えているようだ。ボローニャ強化部はドラゴビッチ獲得を望むものの、選手はガラタサライ行きが希望と明言。ただ、「ミハイロビッチ監督にはそれは問題ない」と記し、逆に強化部が獲得を望み、監督は獲得を望んでいない選手だとレポートしている。

 ボローニャ全体の冬の移籍市場について、記事では「1月のこの移籍メルカートでは、サプート会長は投資したくない。6カ月のレンタルとなってしまう。技術的にもフィジカル的にも十分信頼できる選手の獲得は、今から6月までレンタルで獲得するのは難しい」とも言及。市場の閉幕まで残り1週間の長友とボローニャが接近するかどうかは、ボローニャのクラブ内でどのような意見に収束するかに大きな影響を受けそうだ。

Football ZONE web編集部