ミランFWスソが退団の可能性…伊メディア報道

 イタリアの名門ACミランは冬の移籍市場で主力に放出話が噴出しているが、暗黒時代のミランで戦ってきたサイドアタッカーも母国への帰還が濃厚になった模様だ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランは今冬の移籍市場で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを獲得したことで、ポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクの去就が不透明になっている。その陰で、右サイドアタッカーとして存在感を発揮してきたスペイン代表FWスソがチームを離れる可能性が高まったという。

 スソは2015年1月にミランへ完全移籍となったが、その1年後にはジェノアに半年間の期限付き移籍となるなど、加入当初は難しい状況だった。しかし、16年夏にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が就任すると右ウイングで存在感を発揮。同時期に所属した元日本代表MF本田圭佑とはポジションが重なり同じ左利きで、出場機会を巡っての争いにスソが勝利したことは、本田がそのシーズン限りでミランから退団することになった大きな理由の1つでもあった。

 クラブがシルビオ・ベルルスコーニ会長から中国資本、米ファンド「エリオット・マネジメント」と経営権が変わっていく難しい状況の中でも戦ってきたスソだが、母国スペインのセビージャがミランに対して残り契約期間のすべてとなる1年半の期限付き移籍を提案。そして、規定の出場試合数などをクリアすれば買い取り義務のつく形での退団が濃厚になったという。ここには、2000万ユーロ(約24億円)ほどの条件がつくようだ。

 インテルと対戦したミラノ・ダービーでは、当時インテルの左サイドバックで出場していた日本代表DF長友佑都とも丁々発止のバトルを繰り広げた実力はサイドアタッカーだったが、イタリアでのキャリアはこのタイミングが一区切りとなる可能性が高まっている。

Football ZONE web編集部