退団した昌子に現地紙が言及「西洋文化への適応の難しさが去る要素の一つに…」

 日本代表DF昌子源は、フランス1部トゥールーズからJ1ガンバ大阪へと移籍した。トゥールーズ地元紙は「トゥールーズと昌子源、罪悪感とホームシックの狭間」と見出しを打ち、初の欧州挑戦から1年での日本帰還について報じている。

 2018年12月に鹿島アントラーズからトゥールーズへ移籍した昌子は、欧州初挑戦ながら加入初年度で定位置をつかみ、リーグ戦18試合に出場した。しかし、今季は足首の負傷で出場はわずか1試合にとどまっていたなか、下部組織に在籍していたG大阪への加入が決まった。

 フランス地元紙「ラ・デペチェ」は「トゥールーズと昌子源、罪悪感とホームシックの狭間」と見出しを打ち、「取材した範囲ではあるが、この選手は自分の出来に罪悪感を覚えていたようだ。仲間たちと坂を駆け上ることができずに一人転げ落ちていくのは、日本人にはあまりに辛い経験となった」と、思い描いたような時間を過ごせなかったと指摘している。

 また、記事では足首の負傷からくる「心理的な違和感」が結果的に退団を早める結果になったと推測。「フィジカル面の回復ではなく、西洋文化への適応の難しさが、彼が去る要素の一つになった」と触れ、フランスでの生活に苦悩していたとも持論を展開している。

 昌子の決断はキャリアの好転となるのか、今後の活躍に注目が寄せられそうだ。

Football ZONE web編集部