強化部スタッフとの不和から移籍問題が浮上の“教え子”メッシに言及

 冬の移籍市場がクローズし、欧州サッカーは終盤戦を迎えているなかで、騒ぎとなっているのはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの状況だ。バルセロナの強化部スタッフを務める元フランス代表DFエリック・アビダル氏との“不和”によって去就に注目が集まり、移籍先候補の一つとして挙げられるマンチェスター・シティのペップことジョゼップ・グアルディオラ監督が「バルサ残留希望」を口にするほどになっている。

 アビダル氏がスペイン紙「スポルト」のインタビューで、エルネスト・バルベルデ前監督解任を求めた選手がいると発言したことにメッシがSNS上で不服を申し立て、そのドタバタの中で臨んだスペイン国王杯アスレティック・ビルバオ戦(0-1)を落としたバルサ。メッシについてはイングランドを始めとするとする各国メディアが退団の可能性を報じ、シティの公式サイトまでがその報道をソースに「シティはメッシ退団の場合のポールポジションなのか?」という記事を配信するまでに至っている。

 その状況を沈静化させようとしているのか、スペイン紙「マルカ」によると、現地時間9日のプレミアリーグ第26節ウェストハム戦に向けた会見に臨んだグアルディオラ監督はこのように答えたという。

「彼はバルセロナの選手であり、残留するだろう。それが私の願いだ。他クラブの選手について話すことはない。彼はバルセロナでキャリアを終えることになるだろうし、これは私の願いなんだ」

 バルセロナの下部組織で育ち、2000年代後半から2010年代前半にかけて指導者としてメッシらを率い、黄金時代を作った名将としては、古巣の状況を慮った発言であることは確かだろう。英衛星放送「スカイ・スポーツ」では現状2021年夏までの契約となっているメッシについて、クラブ側が代理人の父ホルヘ氏と契約延長に関するミーティングの場を持とうと考えていることも伝えている。今回の件で注目されるメッシの去就。クラブはアビダル氏との関係性を修復して、契約更新をスムーズに実現できるのだろうか。

Football ZONE web編集部