マジョルカへのレンタル期間は1年間 来季の所属先は?

 マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第27節エイバル戦(2-1)で貴重な追加点を挙げ、チームの勝利に貢献した。18歳にして、スペイン1部挑戦1年目で24試合3ゴールと及第点の結果を残すなか、注目が集まるのはレンタル期間が満了するシーズン終了後の去就だ。地元紙「LA RAZON」は、「レアル・マドリード、来季再び久保をレンタル放出へ」とさらなる武者修行を予測している。

 久保は昨夏にスペインの名門レアルへ完全移籍。シーズン開幕前にマジョルカへの1年間のレンタルが決まった。ベンチスタートが続く時期もあったが、1得点1アシストを記録した2月20日の第25節ベティス戦(3-3)から再び勢いに乗り、直近のエイバル戦でも今季3点目をマークしている。

気になるのは来季の所属先だが、「LA RAZON」紙は「久保は来季レアル・マドリードで居場所はない」と記し、レアルと久保の状況を分析している。

「18歳のサイドアタッカーがマジョルカで調子を上げているとはいえ、来季ロス・ブランコスで居場所を手にするのは難しそうだ。レアル・マドリードは改めて久保をレンタル放出することを決めているようで、その希望はマルティン・ウーデゴールをレアル・ソシエダへ出したことで得た結果からよりポジティブなものとして捉えている。レアル・マドリードを出る場合、久保の行き先になる可能性があるのはレアル・ソシエダとマジョルカだ」

 記事によれば、マジョルカでレンタル延長するか、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが期限付き移籍しているレアル・ソシエダが有力候補だという。

出場機会が減ったレンタル選手の例を踏まえ、念入りに来季の所属先を吟味

「奇しくもロス・メレンゲ(レアルの愛称)の優先順位としては、日本人選手がチュリーウルディン(ソシエダの愛称)にたどり着くこと。少なくともレアル・マドリードの狙いは2021年まで留まる予定のマルティン・ウーデゴールを取り戻すため、レアル・ソシエダに対して久保を提示している。もう一年マジョルカで続ける可能性も除外されていない。そのためにはクラブ・ベルメジョン(マジョルカの愛称)が1部残留を果たさなければならない。

 はっきりしているのは、どのチームに久保を譲るかという点でレアル・マドリードはしっかり注意を払うということだ。なぜなら冬市場でロス・ブランコスはそれぞれのチームで出場機会がなかった(ウクライナ代表GK)アンドリー・ルニンと(スペイン人MF)ホルヘ・フルートスをレアル・バジャドリードから、(スペイン人DF)ヘスス・バジェホをウォルバーハンプトンから取り戻さなければならなかった。成長を止めないため、日本人選手がそうならないようにすることになる。それはレアル・マドリードが今夏、久保を改めてレンタルに出す理由になる」

 ウーデゴールとの“トレード”の形でソシエダへのレンタルが有力視されている久保。18歳のレフティーは、来季どのチームのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。

Football ZONE web編集部