古巣フローニンゲン戦で8試合ぶりに先発…左MFでフル出場を果たす

 オランダ1部PSVに所属する日本代表MF堂安律が現地時間8日、エールディビジ第26節フローニンゲン戦で8試合ぶりの先発出場を果たした。古巣との対戦で左MFを務め、1-0の勝利に貢献。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は、起用に至ったエルネスト・ファベル監督のコメントを報じている。

 堂安は2016年にガンバ大阪の下部組織から高校3年生で飛び級トップ昇格を果たし、プロ2年目の夏にオランダ1部フローニンゲンに移籍。海外挑戦1年目から公式戦10ゴールをマークするなど、右MFを主戦場として活躍した。日本代表としても経験を積み、19年夏に同国の強豪PSVへステップアップした。だが、かつてフローニンゲンで指導を受けたファベル監督が昨年12月PSVの指揮官に就任すると、出番が激減。東京五輪イヤーの今年に入ってからは途中出場のみだったが、堂安にとって思い入れあるクラブとの対戦となったこの日、8試合ぶりに先発へ名を連ねた。

 試合は前半16分にPSVが先制。同じ東京五輪世代でフローニンゲンに所属する日本代表DF板倉滉も先発メンバーを飾った古巣の反撃に耐えながらも、2試合ぶりの白星を飾った。堂安にとっては昨年12月7日の第16節フォルトゥナ・シッタート戦(5-0)以来のフル出場となった。

 久しぶりに堂安へチャンスを与えたファベル監督は、起用に至った理由について言及。「Voetbal International」によると、「堂安と(ノニ・)マドゥエケはライン間でも創造的にプレーできる」と説明し、「彼らは機会を得るのにふさわしいし、練習でも示していた」と、日ごろから好プレーを続けていたと明かしたようだ。

 ゴールこそならず試練の時を迎えている堂安だが、着実に一歩ずつ進んでいる。

Football ZONE web編集部