甲府に加入したFWマルケス、大宮時代に体感した東日本大震災「他人と連携する様子を見た」

 現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、各国のリーグが中断している。Jリーグも延期の措置が取られているが、ブラジル紙は今年1月にJ2ヴァンフォーレ甲府へ加入したばかりのFWラファエル・マルケスのインタビューを実施し、日本人の連帯意識を絶賛している。

 中国で発症した新型コロナウイルスがいまや全世界で猛威を振るっている。Jリーグは2月に各カテゴリーの開幕戦を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的にJリーグは開幕戦直後にリーグ中断を余儀なくされた。マルケスは町田ゼルビア戦(0-0)に先発出場し、新天地でのデビューを飾っていた。

 甲府はマルケスにとって2度目のJリーグ挑戦となるが、ブラジル紙「エスポルテ・インテラビート」のインタビューでは、新型コロナウイルスの発症時は中国に次いで感染者数が多い時期もあったが「日本でコロナウイルスがピークに達した時も、ブラジルに帰国しようとは考えなかった」と明かしている。その背景は、2011年3月11日に起きた東日本大震災にあるようだ。

「私が日本に住んでいた2011年に地震が発生した際、自然の大災害を経験した。その時、人々が他人と連携する様子を見た。津波から6カ月後、すべてが正常になり、すべてが順調な方向に進んだ。日本人は素晴らしい連帯意識を持ち、他人のために多くのことを考え、互いを助け合う。彼らは物事を好転させるために各々の役割を果たさなければならないことを理解している」

 2009年から3年間にわたり大宮アルディージャに在籍していたマルケスは、日本で東日本大震災を経験したが、日本人の互いに協力し合う連帯意識に感銘を受けたようだ。日本で新型コロナウイルスが感染拡大した際も、日本の対応に信頼を寄せて滞在の決断に至ったようだ。

Football ZONE web編集部