鉄壁の守備を見せるGKアリソン、コーチのアフテルベルク氏がその凄さを解説

 リバプールでGKコーチを務めるジョン・アフテルベルク氏が、守護神のブラジル代表GKアリソンが“世界最高のGKの1人”である理由について語っている。英紙「イブニング・スタンダード」が報じた。

 アリソンは2018年に、ローマからリバプールに移籍。加入以降、公式戦79試合で許したのはわずか47ゴールで、クリーンシートも39回を記録するなど、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇にも大きく貢献した。現在の世界ナンバーワンGKと言っても過言ではないアリソン。そんな守護神を日々指導するアフテルベルク氏は、クラブ公式サイトで“世界最高”である理由について、次のように考察している。

「彼の大きな強みの一つは、多大なプレッシャーのなかでも冷静になり、自然に、簡単な決断のように見せられること。しかし、常に完璧な解決策と決断をしなければならないので、簡単なはずがないんだ。それが彼の持っているクオリティー。GKの反応というのは本能的なものもあるし、一瞬で決断するものもある。だが大事なのは、自分の考えが常に攻撃的なモードに入っていることで、例えば『他の人よりも先にボールに届くかどうか』などを考えては、絶対にいけない」

 またアフテルベルク氏は、マインドセットだけではなく、物理的なクオリティーも高いとしており、「すべてのコンビネーションだ。彼は恐れを知らないゴールキーパーで、何かをする時、自分の決断に従う。頭の中で何をすべきか分かっているので躊躇しないんだ」とアリソンを称賛。「恐れずに試合を読み、決断をする。それこそが本当のゴールキーピングである」と続けた。

 プレミアリーグでは現在、2位に勝ち点25差をつけ首位を独走するリバプール。新型コロナウイルス感染拡大によりシーズンは一時中断しているが、30年ぶりとなる悲願のリーグ優勝まで残り2勝に迫っている。イングランドで充実の時を過ごす守護神がプレミア王者の称号を手にした時、“世界最強GK”の地位をさらに確立することになるはずだ。

Football ZONE web編集部