ルンメニゲCEOは経済的損失回避のため、9月まで使って今季を完結させる案を主張

 ドイツ王者バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)が、拡大する新型コロナウイルスの影響を受けて来季の“冬開幕”を提案している。衛星放送局「スカイ・スポーツ」ドイツ版などが報じている。

 現在、世界的に新型コロナウイルスが感染拡大し、欧州でも公式戦がストップ。ドイツも日に日に感染者が増えており、簡単に再開の時期を設定できる状態にはない。一方でルンメニゲCEOは、各クラブの存続という観点でこう話す。

「シーズンを歪ませないためには、リーグ戦を最後までプレーすることが不可欠だ。前例のない経済的な災害を回避するため、多くのクラブの存続にも影響を与えるため、最悪の場合は今シーズンを9月まで延長するのは当然の措置だろう」

 2カ月半から3カ月分の試合が延期になっていることで、本来であればオフシーズンにあたる夏場に試合を行うにしても9月までの延長は覚悟すべきだと持論を展開。そこには、シーズンを途中で中止することにより経済的な問題で存続危機に陥るクラブがあるため、まずはシーズンを成立させることの重要性を経営者の視点で語る。

 一方でルンメニゲCEOは、その場合の解決策として冬開幕を提案した。

「こうした解決策を受けるのであれば、2020-21シーズンは冬に開幕することで、選手たちは一度オフシーズンを過ごせる。次のシーズンに向けて、長めの準備期間を得るという利益を手にすることができる。これは完全に考え得るシナリオだ」

 来夏には1年間の延期となった欧州選手権(EURO)が控えるため、スケジュールに苦慮することは想像できる。場合によって数シーズンをかけて日程的な歪みを強制する必要に迫られるかもしれないが、当面の解決策としての冬開幕が王者バイエルンからの提案となっている。

Football ZONE web編集部