鹿島や浦和を率いたオリヴェイラ監督が本田に太鼓判「彼はまさしくセードルフのようだ」

 元日本代表MF本田圭佑は今季ブラジル1部ボタフォゴに加入した。33歳にして初の南米の地での挑戦に臨んでいるが、鹿島アントラーズや浦和レッズを率いた経験を持つオズワルド・オリヴェイラ氏がブラジルメディアのインタビューに応じ、本田を「全てにおける手本」と絶賛し、「典型的な日本人とは少し異なる」と際立った存在であると強調している。

 今冬の移籍市場でボタフォゴに加入した本田だが、3月10日にデビューを予定していたが、体調不良により出場を見送っていた。15日のバングー戦(1-1)ではPKによりデビュー戦ゴールを記録した一方、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により無観客試合の措置が施されていた。

 そんななか、ブラジル紙「グローボ・エスポルジ」はかつて鹿島や浦和などJリーグで指揮官を務めた経験を持つオリヴェイラ氏のインタビューを敢行。2007年に鹿島を率いていた当時、名古屋グランパスに在籍していた本田と何度か対戦しており、当初からすでに印象的であったと振り返っている。

「名古屋とは4試合を戦い、彼はそのうちの2試合に出場していたが、左サイドでプレーしていたのを覚えている。すでに爆発的で、まだ若手だったので少し驚いた。彼は2ゴール決めたため、とても感銘を受けた。すぐに日本代表に呼ばれるようになり、瞬く間に際立った存在となったことは称賛に値する。とりわけワールドカップの功績により、日本人に愛されている」

 また、「彼は全てにおける手本だ。別の文化、別次元の威厳を備えており、技術的にもここでは素晴らしい選手になれる。典型的な日本人とは少し異なるんだ。日本人は規律を持ち、礼儀正しいが、大胆さに欠ける。本田には規律があり、礼儀正しく、そして大胆だ。この特徴は日本人の中で突出しているため、できることの幅が広く、世界中を渡り歩くことができた」と、本田の人格にも惜しみない賛辞を送っている。

 さらに、世界的名手の名も引き合いに出している。「彼はまさしくボタフォゴ時代のセードルフのようだ。チームの頭脳としての役割を務めることができる」と、ボタフォゴで現役引退した元オランダ代表MFクラレンス・セードルフを彷彿させる存在として太鼓判を押していた。年齢的にもベテランの域に差し掛かっている本田だが、寄せられる期待は非常に大きいようだ。

Football ZONE web編集部