CL公式インスタグラムがバレンシア&ベンフィカ時代のプレー映像を公開

 南米の強豪アルゼンチンは、これまで隣国の宿敵ブラジルとともに数多くのスター選手を輩出してきた。英雄ディエゴ・マラドーナや“史上最高”とも称されるリオネル・メッシ(バルセロナ)など、卓越したテクニックを誇るアタッカーは枚挙に暇がない。そんなサッカー大国で1990年代後半から2000年代にかけて輝きを放った1人が、元アルゼンチン代表MFパブロ・アイマールだった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式インスタグラムは、キャリア最高の時を過ごしたと言えるバレンシア時代とベンフィカ時代のアイマールが、同大会で見せた美技集の動画を公開。コメント欄では「一流の動き」「メガクラック」など、ファンからの反響を呼んでいる。

 母国の名門リーベル・プレートで頭角を現したアイマールは、2001年1月にバレンシアへ移籍。欧州初挑戦となったクラブに06年夏まで在籍した。当時のリーガ・エスパニョーラでは、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンや元ブラジル代表FWロナウドらを擁し、“銀河系軍団”の異名をとったレアル・マドリードが圧倒的な戦力で猛威を振るっていたが、それと時を同じくして黄金時代を迎えていたのがバレンシアだった。

 1998-99シーズンのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)優勝を果たしたチームは、翌1999-2000シーズンから2年連続でCL準優勝と欧州を席巻。さらにラファエル・ベニテス監督が就任した2001-02シーズンと03-04シーズンにはリーガ制覇を達成と、レアルとバルセロナの二大クラブが牛耳ってきたスペインで多くのファンを魅了した。

 そんな黄金期のチームで、アイマールは卓越したスキルで攻撃をコントロール。今回、CL公式インスタグラムが「メッシ&マラドーナ=パブロ・アイマールのファン」と綴って公開した動画でも、当時の華麗なプレーを堪能できる。身長170センチと小柄だったアイマールの真骨頂は、足もとにボールを収めた後のコントロールで、狭いスペースをものともせず、キレのあるドリブルや味方との連係で局面を打開していく。そのスタイルはベンフィカ時代も不変で、クラシカルな“10番タイプ”として輝きを放った。

 この動画は公開から約半日で再生回数が190万回を突破。コメント欄ではファンから「天才アイマール」「メッシのアイドル」「パブロのいたバレンシアは偉大なチームだった」「一流の動き」「メガクラック」などの称賛が寄せられている。かつてマラドーナから自身の後継者として認められ、少年時代のメッシも憧れたファンタジスタの美しいスキルは、今もファンを魅了し続けているようだ。

Football ZONE web編集部