バイエルンに2-5と大敗、リーグ戦5連敗と長いトンネルを抜け出せず

 元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトは、23日に行われたブンデスリーガ第27節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し2-5で敗れた。これで同クラブはリーグ戦5連敗となり、長い不振のトンネルから抜け出せずにいる。

「ミュンヘンでの試合は、最も困難なアウェーゲームとなるだろうが、前節のボルシアMG戦よりも良い試合がしたい」と試合前日の記者会見でアディ・ヒュッター監督は語っていたが、この日は序盤で守備が崩壊し、後半1分までに3失点を喫してしまう。その後、セットプレーからDFマルティン・ヒンターエッガーが立て続けに2ゴールを決めて一時は1点差に詰め寄ったものの、その後さらに失点を重ねて力尽きた。

 前節ボルシアMG戦(1-3)に続く大量失点での敗戦により、地元メディアからは批判の声が高まっている。ドイツ地元紙「フランクフルター・アルゲマイネ」は、フランクフルトについて「現在の状況は、シンプルに酷すぎる。他チームと比べて戦力的に明らかに見劣りしているだけでなく、その脆弱なチームが心身ともに極度に酷い状態にあるからだ」と酷評。さらに「自分たちのことを信じられなくなっているように見える」として、チームが長い連敗によって自信喪失に陥っている可能性にも言及している。

 また、批判の矛先は各選手に対しても向けられている。ドイツ紙「ビルト」は、バイエルン戦でのフランクフルトの選手を採点。5段階評価で1が最高点、5が最低点となるなか、鎌田を含めて4人の選手に「5」をつけている。

途中出場の鎌田は「ただ走り回っているだけだった」

 同紙は鎌田のプレーについて、「セバスティアン・ローデに代わって投入されたが、彼は一度でもボールに触っただろうか? この日本人は、ただ走り回っているだけだった。ジョーカーとしての役割を果たせていなかったし、存在感もなかった」と厳しい内容のコメントを載せている。

 フランクフルトの次戦は、26日にホームで行われるフライブルク戦となっている。中2日での連戦、そして現在のチーム状況を考慮しての先発メンバーの入れ替えやシステム変更の可能性があり、バイエルン戦では出番のなかった長谷部にリーグ戦再開後初となる先発出場の機会がやってくるチャンスも十分にありそうだ。

Football ZONE web編集部