久保とイ・ガンインは4位タイの15.8億円、ウー・レイは10位タイの9.4億円

 ドイツ移籍情報専門サイト「transfermarkt」は5月24日、選手の年齢や過去の実績などを踏まえ、移籍マーケットにおける推定市場価格を独自算出し、アジア選手を対象とした最新ランキングを発表。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン(6400万ユーロ/約75億円)が断トツ1位に輝いたなか、中国メディアは母国のスターであるエスパニョールのFWウー・レイが10位タイに終わった現状を嘆いているという。韓国経済専門誌「マネートゥデイ」が報じた。

 アジア人選手の推定市場価格トップに輝いたのは、プレミアリーグで3年連続二桁ゴールを挙げ、今季も21試合9得点を挙げているソン・フンミン。新型コロナウイルスによる財政的打撃の影響で8000万ユーロ(約94億3000万円)からダウンとなったが、アジア人史上最高の選手とも言われるだけに、75億円も納得の査定か。昨夏にポルトへ移籍したMF中島翔哉が日本人トップとなる2位の1600万ユーロ(約18億8000万円)、ゼニトのイラン代表FWサルダル・アズムン(1450万ユーロ/約17億円)が3位となった。

 4位は1350万ユーロ(約15億8000万円)でボローニャの日本代表DF冨安健洋、マジョルカの日本代表DF久保建英、バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインの3人が並んだ。その他、上位15位以内には7位にリバプールの日本代表MF南野拓実(1000万ユーロ/約11億7000万円)、10位にフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(800万ユーロ/約9億4000万円)、15位にPSVの日本代表MF堂安律(630万ユーロ/約7億4000万円)が入った。

 今年3月にリーガ・エスパニョーラ史上初の中国人得点者となったウー・レイは鎌田と同じ10位タイで約9億4000万円。中国人選手として唯一のランクインを果たしたが、ライバルである韓国や日本の選手とは大きく水を開けられた。

 韓国経済専門誌「マネートゥデイ」は、「中国メディアが自国最高のスター、ウー・レイの推定市場価格が韓国のイ・ガンインと日本のタケフサ・クボよりも低く評価されたことに物足りなさを示した」として、中国メディア「シナスポーツ」が有望株の出てこない自国サッカーの現状を嘆いた内容を紹介している。

「中国のファンは無念だ。韓国と日本の10代の選手が年俸でウー・レイを超えた。彼は中国の希望だが、すでに30歳近いベテラン」

 29歳のウー・レイが、19歳のイ・ガンインと18歳の久保に推定市場価格で後れを取っており、中国ファンは失望感が否めないようだ。

Football ZONE web編集部