ドルトムント戦でハーランドの決定機を阻止 ルカクら“同業”も賛辞を惜しまず

 バイエルン・ミュンヘンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが大一番で見せた圧倒的なスピードと守備が称賛されている。カナダ地元メディアも「スピードと知性でバイエルン・ミュンヘンのファンを魅了している」と報じた。

 現在19歳のデイビスは2016年に15歳でプロデビューを果たし、翌年の2017年には16歳でカナダ代表史上最年少デビューも飾った。19年冬にバイエルンへ渡るなど、順風満帆のキャリアを歩んでいる。

 その若き逸材が現地時間26日のドルトムント戦(1-0)で見せたプレーが話題となっている。

 0-0で迎えた前半33分、ドルトムントが自陣からカウンターアタックを仕掛け、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが前方のスペースに抜け出した。マークもかわしてペナルティーエリアに侵入しようとしたところに背後から猛然と迫ってきたのがデイビスだった。

 驚異的なダッシュ力でハーランドに追いつき、そのままボールを奪取。決定機を阻止し、チームをピンチから救い出した。

「アルフォンソ・デイビスはスピードと知性でバイエルン・ミュンヘンのファンを魅了している」と見出しを打って報じたカナダ公共放送局「CBC」によれば、この場面でデイビスが見せたスプリントは時速35.3kmを記録したという。

 試合を観戦していたプレーヤーもそのスピードに驚嘆の声を上げている。インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクはツイッターで「彼はチートだ」と“反則級”のスピードに賛辞を送った。

 ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスも「アルフォンソ・デイビスのようなスピードが欲しかった」とツイート。トップアスリートも羨むほど衝撃的な速さだったようだ。

 デイビスの元コーチで、現代理人のニック・フーゼ氏は「彼はガゼルのようだ」と表現。「私が彼を見始めた10歳の頃から彼は常に素晴らしいランナーだった」とその走力の高さに太鼓判を押している。

 序盤戦はベンチが定位置だったデイビスだが、第9節以降は左サイドバックとしてスタメンに定着。ここまでリーガで24試合(先発20試合)に出場し、2得点4アシストを記録するなどタレント軍団の中でも中心選手として活躍している。

 長年不動のレフトバックだったオーストリア代表DFダビド・アラバはセンターバックにポジションを移しており、その後継者としてメキメキと力を付けているデイビス。今後のさらなる活躍に注目だ。

Football ZONE web編集部