町田とのトレーニングマッチを実施 「クラブも色々なシミュレーションをしてくれた」

 浦和レッズの大槻毅監督は、13日に実施した町田ゼルビアとのトレーニングマッチを120分間トータル1-2で終えた試合後、「練習試合を組めてプレーできたことは良かった。内容と結果はあまり良くなかった」と振り返った。

 浦和、町田とともに新型コロナウイルスの感染拡大により公式戦が中断し、再開日程が決まってトレーニングにも戻ったなかで初の対外試合になった。30分×4本のなかで浦和は1本目を0-1で終了。2本目も0-1で終え、4本目に1点を返した試合展開だった。

 ゲーム形式もそれほどやれていないという状況を明かした大槻監督は「選手たちにはテーマという言葉を使った。勝ち負けがつくので、勝ちを求めないといけない。それに対してのアプローチという方法論はあったけど、そういう意味でスコアは残念だった」と、試合全体を振り返った。

 特に1本目は町田のプレスに対してミスが非常に多い試合内容で「1本目は重たかったと思う。ゲームから開いていては入りも難しかったと思う。トレーニングでゲーム形式はやっても、なかなか入りが良くなかった。そのまま30分終わってしまった感じだった」と、内容の悪さを認める言葉を残した。一方で、そうした言葉とは裏腹に指揮官の表情は終始穏やかでであり、やはり対外試合を行えるところまでサッカーのある日々が戻ってきたことの喜びも感じさせた。

 無観客の埼玉スタジアムで行われたゲームだけに、両チームともに最下位から数試合で見込まれる環境のシミュレーションにもなった。大槻監督は「クラブも公式戦に向けて色々なシミュレーションをしてくれた。運営部分のプロトコルを作ってもらい、確かめる場という意味合いもあった」と話した一方で、「公式戦が練習試合のような雰囲気になるとは思う。本番は、難しい雰囲気になると感じた」と、環境について再確認した面もあったようだ。

 浦和は一部の主力選手たちが出場を見送るなど2週間後に再開する町田と3週間後になる浦和で仕上げ具合の差も感じられたが、社会情勢を鑑みればJリーグやそれぞれのクラブにとって大きな一歩になったと言えそうだ。

Football ZONE web編集部