16日のレガネス戦で先制点を決めて今季リーグ5得点目を記録

 バルセロナでプレーする17歳のU-21スペイン代表FWアンス・ファティが、現地時間16日のリーガ・エスパニョーラ第29節レガネス戦(2-0)の前半42分に7試合ぶりのゴールを決めた。今季リーグ戦5得点目で、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチに続く今世紀第2位となるゴール記録を打ち立てた。

 0-0で迎えた前半42分、バルセロナは左サイドバックのDFジュニオル・フィリポが高い位置で粘って中央のファティへつないだ。密集地帯でパスを受けた17歳はワントラップからそのまま素早く右足を一閃。狙いすましたシュートでゴール右隅のネットを揺らした。

 ファティは2ゴールを決めた2月の第22節レバンテ戦以来となる得点で、今季5得点目を挙げた。データ分析会社「オプタ」によれば、17歳229日でのリーガ通算5得点到達は21世紀で史上2番目の若さだという。最年少記録を持つのはバルサの先輩FWボージャン(現モントリオール・インパクト)で、記録は17歳201日。新型コロナウイルスのパンデミックがなければ記録更新を果たしていた可能性も十分にあった。

 バルセロナの下部組織出身で、日本代表MF久保建英(マジョルカ)らとともにプレー。昨年8月に16歳でトップデビューを飾っていた。まだ17歳だが、確実に結果を残すファティは、近年は大型補強が目立つバルサにあって貴重な生え抜き選手として大きな注目を浴びている。

 スペイン紙「スポルト」によれば、マンチェスター・ユナイテッドから1億5000万ユーロ(約183億円)のメガオファーがあったが、クラブが放出を断固として拒否する姿勢を貫いている。メッシら30歳を超えるベテラン勢の後継者として、今後のさらなる活躍が期待される。

Football ZONE web編集部