2013年のCLラウンド16ユナイテッド戦で披露した巧みなテクニックに注目

 新型コロナウイルスの影響で中断していたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、8月に準々決勝から中立地リスボンで集中開催される見通しとなっている。大会公式インスタグラムは、アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルがレアル・マドリード時代に見せたテクニカルなドリブルを回顧すると、「100点」「ジダンの系譜」と称賛の言葉が寄せられている。

「エジルの一番のファンは誰?」

 CL公式インスタグラムがこう綴って動画を公開したのは、2013年2月13日に行われたレアル対マンチェスター・ユナイテッドのラウンド16第1戦(1-1)のワンシーンだ。

 MF香川真司(現サラゴサ)もユナイテッドの一員として先発した一戦は、レアルがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)、ユナイテッドが元イングランド代表FWダニー・ウェルベック(現ワトフォード)のゴールで1点ずつを取り合い、1-1のドローに終わったが、エジルがテクニックで魅せた。

 左サイドのスペースへのロングボールに追いついたエジルは、バックヒールでの切り返しで対峙したユナイテッドの元ブラジル代表DFラファエル(現リヨン)を崩しにかかる。タッチライン際に転がったボールをさらに右足ヒールでピッチに残すと、追いすがるラファエルのタックルをかわし、ゴールライン際をえぐった。

 クロスこそラファエルのブロックで阻止されたが、華麗な足技にファンからは「100点」「ジダンの系譜」「私がエジルの一番のファンだ」といった声が上がり、再生回数も半日足らずで250万回を突破している

 アーセナルでは近年出場機会が減り、一時の輝きは失っているが、その実力に疑いの余地はないことをこのワンプレーが物語っていると言えるだろう。

Football ZONE web編集部