1月にリバプール加入の南野にとって、リーグ中断は「助けになった」とコメント

 リバプールは現地時間21日、プレミアリーグ再開初戦となるエバートン戦を迎える。19日にはユルゲン・クロップ監督がオンラインでの公式会見に出席し、1月の移籍市場で加入した日本代表MF南野拓実に言及。加入当初と比較し、「全く違って見える」と順応ぶりを語っている。

 プレミアリーグで首位を走るリバプールは、あと二つの勝利でリーグ優勝決定という状況で、新型コロナウイルスによるシーズン中断に突入。約3カ月ぶりの再開では、地元のライバルであるエバートンとの“マージーサイド・ダービー”を戦うこととなった。

 1月に加入した南野にとっては、ノーゴールのまま長い中断期間を過ごすこととなったが、リバプール公式サイトは「南野拓実の順応はここ数週間で加速したと、ユルゲン・クロップは説明」として、エバートン戦前の指揮官のコメントを紹介。この中断期間によってプラスになった要素に言及している。

 エバートン戦前の公式オンライン会見で「この期間は南野の順応を助けたか」と問われたクロップ監督は「もちろん、とてもね」と答え、次のように続けたという。

「新加入選手が来た時、最初の2カ月、3カ月、4カ月で判断することはない。少なくとも、我々はそうしない。しかし、一般的な人々からは判断されるということも理解しているし、我々はそのために説明しなければならない。理由はともかく、時間はあればあるほどいい。(練習再開から)4週間あった。私がリバプールに来てから、最も長いプレシーズンだったよ。これだけ長い期間を一緒に過ごしたのだから、これは大きな違いだ」

 そして「今回の期間は彼(南野)の助けになったよ。それに、若い選手たちもだ」と指摘し、南野個人についてさらに語っている。

「タキ(南野)にとって良い期間となったことは間違いない。100%だ。ここに来て最初の3週間、周囲に気を遣い、異なる言語のなかで言われたことをやっていた時とは、全く違って見えるよ。時間があったからこそ、彼も馴染むことができたんだ。とても良いことだし、助けになったと言えるだろうね」

 新型コロナウイルスによる中断は、実戦の機会を失うことにはなったものの、南野がチームに溶け込むための時間を与えてくれるという側面もあったようだ。エバートン戦から再び始まる優勝へのカウントダウンにおいて、順応期間を終えた南野の活躍に期待したい。

Football ZONE web編集部