ニューカッスルのブルース監督、キーンやロブソンに並ぶ存在と惜しみない賛辞

 日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルは、28日にFA杯の準決勝でマンチェスター・シティと対戦する。この試合を前に、ニューカッスルのスティーブ・ブルース監督は、シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを絶賛し、来シーズンの新戦力に迎えたいとまで話している。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 シティはファイナンシャル・フェア・プレー違反により、来季の欧州カップ戦からの締め出しが報じられており、デ・ブライネにも移籍の噂が絶えない。そうした状況もあってか、ブルース監督は「いつの日か彼がシティにうんざりして、私たちに手を貸してくれるような日があったら素晴らしいと思わないかい?」と冗談を飛ばした。

 シティが1-2で敗れた25日の第31節チェルシー戦でも、フリーキックからゴールを決めたデ・ブライネは、直近の7試合で4得点を挙げ、今季は計14ゴールを決めている。ブルース監督は「現時点で、彼以上のMFが果たしているだろうか? 彼の引き出しには、すべてのものが備わっている。得点を取ることも、パスを出すこともでき、ボールを運ぶ能力も素晴らしい」と総合力の高さを絶賛した。

 さらに、「彼は偉大な選手たちと肩を並べる存在だよ。世界的とされる選手は、時々、過大評価されることがある。でも、ロイ・キーンやブライアン・ロブソンといった素晴らしい選手たちの列に、ケビン・デ・ブライネも入れていいと思う」と、サッカー史に名を残す2人のセントラルハーフと並べてデ・ブライネを称えた。

 2018-19シーズンに史上初の国内3冠を達成したシティだが、今季はリーグ戦のタイトルをリバプールにさらわれた。ブルース監督は、だからこそシティはFA杯とUEFAチャンピオンズリーグという、彼らが勝ち残っている大会で脅威になると感じているようだ。

「彼らは、特にペップ(・グアルディオラ監督)が率いるようになってから、これまで見せてきたような反応を見せるだろう。今季のようなタイトルの失い方をしたら、特にね。彼らは継続的に勝者であり続けているし、彼らにとっては勝つことがすべてだからね」と、ブルース監督は警戒心を強めた。

 2006年以来の4強進出となったブルース監督率いるニューカッスルは、そのシティを破ってウェンブリー・スタジアムで開催されるファイナルへ駒を進められるだろうか。

Football ZONE web編集部